top of page

モンテッソーリ教育のデメリット ①

 2023年初めてのブログとなってしまいました。外はすっかり雪景色ですが、スクールでは、今日も元気に子どもたちが登校してきました!



 何を書こうか悩んでいたのですが、今回は、ご体験の時に頂くご質問や一般的なモンテッソーリ教育についての疑問や誤解について、手短にお答えしようと思います。


 職員と一緒に、勉強も兼ねて、モンテッソーリ教育について色々と検索をしたり、モンテッソーリ園に通わせていた先輩ママのブログなどを拝見したりするのですが、一意見としては興味深いと思うのですが、我々が考えるモンテッソーリ教育とは異なることも多く、教師の立場としてどこからご説明すればよいのか、思案することがあります。


 以前、開設当初、あるモンテッソーリ幼稚園に通わせておられる親御さんが、突然訪ねてこられ、園のご不満をおっしゃって帰られたことがあったのを、思い出しました。モンテッソーリ教育については、子どもが何をしているのかが、分かりにくいため、園側や教師が考えるモンテッソーリ教育についての考え方や、意図というのが、なかなか親御さん側に伝わりにくい教育なのかもしれません。


 まず、よくあがっていたデメリットとして、

①「集団行動が苦手。協調性に欠ける。」というものです。「小学校生活に入ったとき困るのではないか?」というご質問も頂戴することがあります。


 以前のブログでも書かせて頂きましたが、モンテッソーリ教育では、年上の子どもが年下の子どもを助けるということで、子ども同士が成長していくと考えられているので、子ども同士が助け合う場面が多くあります。年上の子どもが年下の子どもにお仕事を教えるということもあるので、教具は教師だけが教える訳ではありません。お仕事の中でも、数教育の「銀行ごっこ」や感覚教育のゲームなど、皆でするお仕事もあります。


 やりたいことを出来る環境の中で、自分が満足するまでやることで、心が満たされ、お友達にも優しくすることができると考えられています。


 また、モンテッソーリ園の中には、お仕事の時間以外に、横割りの時間を入れて、集団で何かを制作したり、練習したりする時間を入れている園もあります。


 職員の中でも、モンテッソーリ教育を受けていたお子さんが、小学校に入って協調性がなくて、困ったということを、聞いたことがありません。


② 「運動不足になる」「活発な子どもには合わない」

 モンテッソーリ教育は、受験向けの幼児教育、手先を使った教育と考えられることが多いのですが、特に0~3歳までの教育は、体を使った粗大運動が大切と考えられているので、体を動かす教具が沢山あります。日本では、スペースの関係上なかなか粗大運動の教具を置くことが難しいので、誤解されやすい部分なのかもしれません。また、3歳からの教具では大掛かりな運動教具はありませんが、お仕事の中で、随意筋を調整する教具が多くあります。


 日本のモンテッソーリ幼稚園ではお仕事の時間を少し短くして、外遊びの時間を設ける園が多いです。

 

 次回は、モンテッソーリ教育で一番誤解されがちな「自主性」について書かせて頂ければと思います。最後にクラスのお仕事風景を動画で掲載させて頂きます。インファントクラス「シール貼り」のお仕事です。ニドクラスからのお子さんで、最初は母子分離が難しかったのですが、楽しくスクールに通っています。




 

 


bottom of page