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  • Yu Hirai

イヤイヤ期の乗り越え方

更新日:2019年12月9日


 9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。今日は、何人か2歳前後の親御さんから、「イヤイヤ期」に関してご質問を頂きましたので、対応の仕方について書いてみたいと思います。

 1歳前後になると、子どもが歩き始め、言葉を話し始めるのに従って、「イヤイヤ期」が出てきます。「イヤイヤ期」は発達の段階で、どの子どもにも現れ、成長の過程で必要なことです。何か親が指示しようとすると、子どもは「イヤ」と言ったり、親がサポートしてあげようとすると、「自分で」と言ったりします。この親子の戦いで、親御さんが疲労困憊してしまうことも多く見られます。

 まず「イヤイヤ期」の対処法としては、子どもに二つの選択肢を与えることが有効です。例えば、机に登っている子どもに降りてほしいとき、ただ「危ないから、降りなさい」と言うのではなく、「テーブルから降りるのをママが手伝う?それとも自分で降りてもみる?」と聞いてみるようにしましょう。選択肢を与えられることによって、子どもは自分の考えが尊重されている、と感じるようになります。日常のささいなこと、洋服を着るということひとつとっても、「赤いシャツと黄色いシャツ、どっちが着たい?」と言ったり、「はやく食べなさい」と言うのではなく、「サラダとご飯、どちらを先に食べたい?」と聞いたりします。そうすることで、自分で選択してやった、という自信にもつながっていきます。

 その際、気を付けたいのは、必ず親が自分にとって実現可能な選択肢を与えるということです。例えば、「子どもを家に置いていく」といった行為は実現不可能ですので、選択肢として、言わないようにしましょう。

 この選択肢を二つ選ばせるやり方、小学生の息子にも活用しています。小学生にもなると一筋縄ではいかず、時々、「どっちもやだ~」と言われて、「ちーん」となるときもありますが…

 最後に、スクールでの一コマです。夏も終わりという事で、生徒さんからいただいたゴーヤで、ゴーヤスタンプをやってみました。実際にゴーヤを触って、切り目を確認します。

ゴーヤスタンプ

 こちらは、プライマリークラスの「三つ編み」のお仕事。私が幼稚園時代、大好きだったお仕事のひとつです。三色それぞれが違う色ですので、子どもにとって易しく、間違いを訂正しやすい仕組みになっています。

三つ編み お仕事

 やっとニドクラスの「Kiosk with bar」が到着しましたので、次回はニドクラスのご様子も紹介しようと思います。

 曜日によって、ニドクラス、インファントクラスの空きも少なくなってきました。9月、10月に29年度、今年度に向けての、無料入校説明会を行いますので、モンテッソーリ教育に興味のある方、幼児教室、プリスクールをお探しの方は、メールかお電話03-5727-8644までどうぞ。


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