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トイレトレーニングの進め方

2016/04/11

 「トイレトレーニング」は、低年齢のお子様を持つ保護者の方が、育児で最初に悩むことの一つだと思います。身内が老人ホームにおりますので、よく施設を訪ねるのですが、「自分の足で歩けること」と「自分で排泄できる」ことが、人間の成長過程の上で、重要であることを、痛切に感じます。幼児にとって、「トイレ」は自立への第一歩であり、最近よく教室でもご質問がありますので、今日は進め方について書きたいと思います。

 

 まず、モンテッソーリ教育では、「トイレトレーニング」という言葉は、使いません。「排泄(toileting)」は、人間として自然な流れの一つであり、子どもが歩き始めたら、子どもは自分で排泄できる、またしたいという欲求を持っています。

 

 「トイレ(toileting)」を進める上で、大切な要素が二つあります。フィジカルな要素と精神的な要素です。

 

 フィジカルな部分は、子どもが歩ける状態になっていることです。歩けるということは、尿をコントロールできる括約筋が、自分の意志のもと、動かせる状態になっているということであり、尿をためる、出すということが、自分の意志でできる、ということです。

 次に、精神的な要素では、子ども自身というより、周りの大人、環境にあります。子どもが排泄を失敗した際に、簡単に片づけられる環境になっているか、トイレに子ども用の便座、踏み台は用意されているか、また、親が本気でおむつを外したいと思っているか、などです。子どもが排泄に成功しなくても、しからず、「次はトイレでしようね」とポジティブな言葉をかけてあげることも大切です。自分で着脱できる衣服がどうかも、重要なポイントです。

 

 「幼稚園に入ったら、自然におむつが外れるのでは?」と考える親御さんも、多いのですが、トイレは自然に子どもができるようになるものでなく、やはり子どもと大人で訓練してできるようになっていくものです。

 

 このように書くと、不安になる保護者の方も多いと思います。何を隠そう、私も忙しい働く母でしたので、薬局で、某メーカーのおむつを片手に、「何時間吸水」というのを比べて、どのおむつがいいか真剣に悩んでいました。モンテッソーリ教育を知っていたら、もっとトイレの進め方が違ったのではないかと思います。

 

 教室では、初めていらした方は別として、少しずつ紙おむつをはずし、布パンツにする時間を長くしていきます。また、教室に入った後、食事の前後、お帰りの前に、トイレの時間を設け、一日の排泄の流れを作ります。こうしたルーティンを設定することが、子ども自身で次に何をするか予測することができ、子どもの安心感につながります。また教師も、お子様それぞれの排泄のリズムをつかむことができます。スクールでは、子どもがいつおもらししても、大丈夫なように、ポイントごとに雑巾を用意して、スタンバイしています。

 

「トイレ」とは関係ないですが、写真はスクールのテラスのお花です。小さな桜もあるのですが、もう少しで散ってしまいそうです。さあ、保護者の皆様、一緒に楽しく「Toileting」に取り組んで参りましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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