新しいお仕事ぞくぞく
- Yu Hirai
- 2019年2月21日
- 読了時間: 3分
更新日:2019年12月9日
少しずつ春めいた陽気になってきましたね!年明けからクラスに入ってきた子どもたちも、だいぶ落ち着いてお仕事が出来るようになってきました。
さて、恒例のお仕事紹介です。まずは、インファントクラスから。
美奈先生が、とってもかわいいフェルト製のおにぎりのスナップ&ボタンのお仕事を作ってくれました!具材をスナップでつけ、おにぎりのお米部分をボタンではめます。写真では、3個のおにぎりですが、具材も、たらこ、梅、おかか、昆布、鮭と5種類あります。子どもたちも、「何のおにぎりかな?」と楽しみながら、お仕事をしています。

節分の日には、鬼のでんでん太鼓を作りました!目、鼻、口、角を水のりでつけます。クラスでは、のりの種類やつけ方も、小さい刷毛を用いたり、爪楊枝でつけたり、その時々に応じて、変えるようにしています。スティック糊をご家庭で用いることが多いので、水のりを指でつけることを嫌がるお子様も多く、感覚の敏感なうちから練習するようにしています。

写真のお子さまは、左手で紙をおさえ、右手の人差し指で端から、とても丁寧にのりをつけていました。
モンテッソーリ園で時々見かける「ねじ回し」のお仕事。プラスとマイナスのドライバーを使って、異なる大きさのねじを外して、またつけていきます。私も、試しにやってみたのですが、全部を外してつけるのは、なかなか根気が入ります。
写真の男の子は、すぐに要領をつかんで、根気よく取り組んでいました。

プライマリークラスでは、年明けに1月のカレンダーを作成しました!

数字を書いて、日の出、角松、梅の花を折り紙で折り、貼っていきます。「書く」敏感期にある年中児さんは、見本を見ながら、スラスラと数字を書いていました!
お正月ならではの、「盆手前」のお仕事も。

盆手前は、お盆を使った簡略な手前のことです。お盆の上に、必要なお道具が全て載っているので、ご家庭で、取り入れられるモンテッソーリの「日常生活の練習」のお仕事として、ぴったりです。まず、お道具を順番に紹介し、お茶を点てた後、お菓子として金平糖とお茶を頂きます。子どもたちも、興味津々でやってみたい子たちで、列が出来ていました。
プライマリークラスでも、節分のお仕事を致しました。画用紙を鬼の形に切って、毛糸の髪と、目、鼻、口をつけていきます。最後に絵の具を綿棒で付けて、完成です!

普段のお仕事のご紹介も。「文化」の「対照地形」のお仕事です。「絵合わせカード」で、湖、 島、 半島、 湾、などの言葉の定義を学んだ後、粘土と色水を使って、自分だけの島や湖を作っていきます。

写真の年中児さんは、自分だけのハート型の湖と島を作っていました!子どもの発想力は、豊かですね。
先日ご体験の方から、「ブログに教具を使っていない、お仕事が多く掲載されていますが、いわゆるモンテッソーリ園で見る、一般的な教具もありますか?」とご質問を頂きました。もちろん、インファント、プライマリークラス両方、全ての分野で教具は揃っていて、実際に子どもたちも手に取ってお仕事しています!!!
ただ、特に「日常生活の練習」に関しては、同じ教具ばかり出していると、子どもたちも、飽きが出てしまうので、素材や手法を変えて、季節や行事に合わせ、子ども達が楽しんで取り組めるよう、教師一同工夫を重ねています。
冬の間、ベランダでのお仕事がなかなかできなかったので、今から暖かくなるのが待ち遠しいです。外での新しいお仕事も考えているので、楽しみにしていてください!