検索
  • Yu Hirai

あゆみ先生のフィンランド モンテッソーリ園 訪問記

最終更新: 2019年12月9日


夏休みも終わり、2学期に入り、子どもたちの元気な声がスクールに戻ってきました!夏休み中に作った、新しいお仕事も続々導入しています。

 まずはインファントクラスから。美奈先生が、「ビーズ落とし」のお仕事を考案してくれました!切込みを入れた穴に、指でビーズを落としていきます。

 もうすぐ3歳になるお写真のお子さまも、すぐコツをつかんで、繰り返しやられていました。ビーズが、ガラスにポンと落ちる音が楽しいようで、指先を使うことに、苦手意識のあるお子さまに、特におすすめです。

 9月に入り、小さいお友達もご入会されてきましたので、少し工程が短いお仕事もお出ししています。

 簡単に見えて意外と難しい「とんかち」のお仕事。

 私も試しにやってみたのですが、狙ったところに、とんかちを叩ける「目と手の協応性」と手の力が必要です。指先の巧緻性があり、よくお仕事がお出来になる写真のお子さま。リズミカルに、「トン、トン、トン」とあっという間に、木製のくぎを打っていき、教師たちも「エキスパートだね」と感心していました!

 続いて、プライマリークラスの「数」のお仕事から。数の最初の方のプログラム「数字と玉」のお仕事です。まずは、数字を並べ、その数字の数だけ、玉を置いていきます。数字を並べることで、鏡文字にならず、正しく把握できているかが、まず分かります。また、玉を置くことで、数字と量の一致が、具体物で理解できているかが、分かります。玉が「通る」、「通らない」で、偶数、奇数の概念も教えます。

 数字を読んだり、書けたりしても、意外と量の一致が出来ていないお子さまが多いのですが、写真のお子さまは、ひとつずつ教師と数えながら、順番に置いていました。

 職員の夏休みの話題から、一つ。あゆみ先生が、フィンランド旅行に行った際、モンテッソーリ園を見学してきました!カヤーニ郊外に位置する緑豊かな保育園。

 男女共同参画の先進国で女性のほとんどがフルタイムで働くフィンランドでは、子育て支援が、大変充実しています。

 どの自治体にも「ネウボラ」という子育て支援を行う施設があり、妊娠から出産、子どもが生まれた後も6歳まで、切れ目なく総合的な支援サービスをします。基本的には同じ担当者(通称「ネウボラおばさん」)が継続的にサポートをするので、お互いに信頼関係が築きやすく、問題の早期発見と支援、予防につながっています。

 育児で心身共に疲れている時、少しでも話せる相手がいたり、「あなたのことを気にかけているよ」という、さりげない声掛けや応援は、親に心のゆとりをもたらしてくれます。実際に、三重県名張市では日本版「ネウボラ」が導入されているようで、孤立しがちな都会の子育てに、ぜひ取り入れてほしい制度です。

 他にも、「家での育児」は経済的評価に値する、ということで、3歳まで家庭で子どもをみる場合、「在宅育児手当」が払われたり、出産に際し、ベビー服やスタイなど50点ものアイテムが入った「育児パッケージ」が、KELA(フィンランド社会保険庁事務所)から母親手当のひとつとして、支給されたり、きめ細かな社会保障制度があります。

 前置きが長くなりましたが…、プライマリークラスの教具棚。

 さすが、ムーミンの生まれた国、教具の色使いがとても綺麗で洗練されています。

 今日の「スケジュール」が書いてあるボード。視覚で、パッと子どもが見て分かるのは、良いアイディアですね!

「ぬいさし」のお仕事。平仮名のぬいさしは、なかなか難易度が高いですが、アルファベットだと、子どもにもやりやすいですね。

 インファントクラスのお部屋。お昼寝用ベッドにお布団が並べてあります。

 私は、0-3AMI資格取得の際、アメリカで教育実習だったのですが、やはりお仕事や教室の雰囲気には、その国それぞれの文化が表れて面白いですね。機会があれば、海外視察に行きたいと思っています。

 10月27日開催予定の「ハロウィンパーティ」の準備も、少しずつ始めています。また、 皆さまにお会いできるのを楽しみにしています。


165回の閲覧