毎日寒さが一段と厳しくなってきましたね。11月初旬は、幼稚園、小学校の受験シーズンで、紺スーツの親御さんを見るたびに、生徒さんを思いだし、どこか落ち着かない気持ちになっていました。
さて、そんな中スクールでは、「ハロウィンパーティ」も無事に終り、「クリスマス会」の準備に追われています。まずは、「ハロウィンパーティ」のご報告から。今回は、「かぼちゃのお菓子入れ」「おばけ&こうもり&かぼちゃモビール」「飛び出すおばけ」の三点を作りました。いつものごとく、写真が一つしか撮れず…カップケーキのデコレーションもして、とっても盛り上がったのですが、その写真もなく…申し訳ありません!
ゲームは、「かぼちゃのボール投げ」「スパイダー魚釣り」「魔女の部屋でかぼちゃ探し」の三つをやりました!
「魔女の部屋でのかぼちゃ探し」では、お部屋を真っ暗にして小さいかぼちゃを探したのですが、みんなしっかり手を繋いで、恐る恐る探している姿がとっても愛らしかったです。
待ちに待ったお食事の時間。前回のクリスマス会と同様、ケータリングをお願いしました。子どもたちの食べっぷりに教師陣もびっくり。何度もおかわりをして、「インファントクラス」ではプチトマトの争奪戦になっていました。
最後は、思い思いの仮装で全員でパチリ。笑顔がとっても楽しそうです。
続いては、普段のクラスのお仕事のご紹介です。「インファントクラス」「プライマリークラス」それぞれ、お仕事も冬仕様になっています。
「インファントクラス」では、子どもたちも大好きな恒例のミカン絞りを。半分に切ったミカンを、皮ごと絞り器を使って絞っていきます。手首の回転の練習にもぴったりです。"Food Preparing"のお仕事は、子どもたちにとって楽しいだけでなく、物事の手順や、ミカンを絞る⇒ジュースになるという、物の素材の変化を理解する上でも、大切なお仕事です。
「掛ける」お仕事の練習の為、「クリスマスツリーをかける」お仕事も出しました。
小さい輪に掛けていくのですが、2歳前後のお子さまには困難性を伴うお仕事です。この「掛ける」「外す」という動作は、意外に難しく、特に「外す」動作は、ぎゅっと引っ張ると、物が壊れる原因にもなります。お写真の3歳のお子さまは、人差し指、親指を上手く用い、スムーズにかけることができていました。
続いては、「プライマリークラス」のお仕事から。まゆみ先生が、蝶結びの練習のため、かわいいプレゼント形の画用紙を作ってくれました!まずは、「着衣枠」で蝶結びの練習をしてから、取りかかります。「着衣枠」はモンテッソーリの代表的教具で、リボンの色が違うので、順番が分かりやすくなっています。
「日常生活の練習」として、あゆみ先生が「葉っぱの色塗り」のお仕事を考案してくれました。赤・青・黄の三原色を使って、色とりどりの葉を見て、子どもたちが思い思いに色を塗っていました。
最後に、まゆみ先生が作ってくれた「チェコの地図」。チェコは、夏に私たち教師がモンテッソーリ世界大会で行っていた国です。地図には、名所や名産品などが書いてあります。子どもたちには、少しでも日本以外の国や文化に興味を持ってもらえればと思います。
クラスでは、読み聞かせの際に、クリスマスの本を読んだり、クリスマス音楽をかけるお仕事をお出ししたり、なるべく子どもたちにも季節を感じてもらえるようにしています。今年も後2カ月、クリスマス会のご案内ももうすぐで完成しますので、皆さまぜひ遊びにいらして下さいませ。