現在、急ピッチで開設準備をしており、教具や家具の設置でテンヤワンヤです。大切な大切なお子様をお預かりするのですから、私たちができる精一杯のことをしたいと、日々奔走しています。
さて、今日は保護者の方が一番知りたい「モンテッソーリ教育を受けた子どもはどうなるか?」ということを書きたいと思います。
志賀大学大学院で1997年、1998年に700人の児童を対象に調査したところ、モンテッソーリ教育を受けた子どもには以下の特徴がみられたそうです。
「思いやりがある」 「最後までやり通す力がある」 「積極的」 「他人を認め、自分を卑下したりしない」 「素直である」 「集中力、独立心がある」 「分析して段取りを考え、結論を導く、論理的思考力がある」
つまり、脳科学的に言えば、「前頭前野が育っている」という結論に至ったということです。前頭前野は記憶や学習、また感情をコントロールする部分で、アイディアなどを生み出し、「脳の司令塔」と呼ばれるところです。「前頭前野の発達」が人生を左右する、といっても過言ではない、大切な分野です。
モンテッソーリ教育では、自ら選び、お仕事(work)→繰り返す(repetition)→集中(concentration)という流れを繰り返しますので、その中で「自主性」「集中力」「持続力」などが身に付きます。また、クラスの中で同じ教具は一つしかありませんので、「思いやり」「社会性」なども身に付きます。
写真は、私が幼稚園時代に、シスターにプレゼントしたお座布団です。幼稚園では、かぎ針編みと鉄製はめ込みのお仕事が大好きだったのですが、久しぶりにお会いしたら、「これ、あなたが作ってくれたのよ」とまだ大切に持っていて下さいました。
モンテッソーリ教育を受けた子どもの特徴として、「手先が器用である」が挙げられるのですが、今はどうなっているか、、、今度家族に聞いてみたいと思います!